バカラはトランプを用いたカードゲームで、仮想の2人のどちらが勝つか、それを予想するだけのゲームです。
ルールもかなりシンプルで、「カードの合計数字の下一桁が9に近いほうが勝ち」となっており、テーブルゲームの中では非常に簡単な部類であると言えます。自分で行うアクションもベットするだけなので、1ゲームもおおよそ数十秒で終わるとても単純なゲームです。
しかし、一説には14世紀に端を発するとされるかなり歴史の深いゲームであり、ルーレットやブラックジャックと異なり最近までかなりハイソサエティなゲームとして認知されていたため、これらのゲームよりも認知度は低かったのですが、「ミニバカラ」の台頭やオンラインカジノの普及などで、低額ベットでも楽しめるゲームとして親しまれるようになりました。
現在も「カジノの王様」の異名は健在で、1ゲームで数百万の動きがあることもしばしば。そんな富豪の心をつかんで離さないバカラについてご紹介いたします。
この記事でわかること
↓人気No.1 オンラインカジノ!登録も簡単3分で完了!↓
5.0/5.0 ベラジョンカジノ(Vera&John)
新規限定ボーナス特典
[初回入金ボーナス]最高$1,000
10日間無料プレイ含む
かなり単純なゲームなだけに、いつこのゲームが作られたのか、その発祥についてはあまりはっきりしません。中国のゲームが祖とも、古代ローマの占いが祖とも言われていますが、いずれも推測の域を出ません。
「テーブルゲーム」としてトランプが用いられるようになったのは14世紀ごろで、背景には凸版印刷によってカードが容易に作られるようになったからだともいわれています。その後、15世紀後半からフランスをはじめとするヨーロッパ各国でバカラが遊ばれるようになりました。
1959年にラスベガスでバカラテーブルが開かれて以降、一攫千金を狙うVIPメンバーたちの目に留まり、バカラは「カジノの王様」として君臨することになります。後述する「絞り」などのルールも手伝い、バカラはカジノの中ではかなり敷居の高い(最低賭金が高い)ゲームとなっていました。
その後、「絞り」などの機能を無くし簡素化した「ミニバカラ」が開発され、最低賭金の引き下げが行われたことで、バカラは大衆化しました。今では庶民からVIPまで親しまれている一大カジノゲームであると言えます。
ちなみにバカラはイタリア語で「0」という意味。つまり、「破産」という意味があります。熱くなると全財産を失ってしまう… そういった意味もあります。恐ろしくも蠱惑的な魅力を感じさせるバカラの遊び方を、次以降の項目で説明しています。
バカラのルールはかなり単純で、「プレイヤー」と「バンカー」の仮想の2人が戦い、その勝敗の結果を予想してベットする、それだけのゲームとなっています。
その勝敗はトランプの数字で決まります。1デッキ52枚のトランプを6~8デッキ混ぜて使用します。
■ A(エース)は1として数えます。
■ 2~9は数字通りに数えます。
■ 10と絵札は0として数えます。
「プレイヤー」と「バンカー」に2枚もしくは3枚のカードが配られ、
出たカードの数字の合計の下一桁が「9」に近いほうが勝利になります。
例えば…
プレイヤーは「10」と「9」なので、0+9=9
バンカーは「4」と「3」なので、4+3=7
プレイヤーは「9」 vs バンカーは「7」なので、プレイヤーの勝ち
プレイヤーは「2」と「K」と「8」なので、2+0+8=10
バンカーは「7」と「5」と「9」なので、7+5+9=21
合計値の下一桁だけで勝負をしますから、
プレイヤーは「0」 vs バンカーは「1」なので、バンカーの勝ち
まず、参加者が「プレイヤー」と「バンカー」のどちらにベットするか決定します。
(他にもベット方法はありますが、後述します)
その後、まずプレイヤーとバンカーに2枚カードが配られます。
この時、「スクイーズバカラ」であれば「絞り」という行為を参加者が行います。
そして、以下の条件をどちらかでも満たした場合、その時点で勝負を行います。
その後、プレイヤーは一律、自分のカードの合計が5以下であればもう1枚引き、6以上であればそのまま勝負します。
バンカーの3枚目を引く条件はかなり複雑なので、表にしておきます。いずれにせよ、「プレイヤーの3枚のカードに応じて引くか引かないか決定する」と考えておいて構いません。
↓バンカーハンド | → プレイヤーの3枚目のカード | ||||||||||
なし | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
0 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
1 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
2 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
3 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | S | H |
4 | H | S | S | H | H | H | H | H | H | S | S |
5 | H | S | S | S | S | H | H | H | H | S | S |
6 | S | S | S | S | S | S | S | H | H | S | S |
7 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
H…1枚引く、S…引かない
いずれも、勝負が成立した段階で、出たカードの数字合計の下一桁が9に近いほうが勝利となります。
「絞り」(スクイーズ)とは、そのテーブルで最も賭け金が高い人に与えられる権利です。オンラインカジノでもそれを採用するテーブルもあれば、ディーラーが絞りを自動的に行うテーブル、ベットした全員が疑似的に絞ることのできるテーブルがあったりと様々です。
ディーラーはそのテーブルで最も賭け金が高い人に、勝負で使うトランプのカードを裏向きで渡します。受け取ったカジノプレイヤーは、それを普通にめくるのではなく、ゆっくりと覗き込むことでじわじわと数字の候補を文字通り「絞り」、最終的にカードをめくって全員に数字を知らせる、という制度です。
なぜ結果が決まっているのにこういったことをするのか?と言うと、頭の中で最も望むカード(勝利が確定するカード)を念じながら絞ることにより、(もちろん結果は決まっているのですが)その所作や言動にエンターテイメント性が生まれるから…といった意味が込められている、と言われています。また、原則としては「テーブルで最も賭け金が高い人」にその権利があるので、テーブル内でベット額が高騰しやすいのもバカラが「カジノの王様」と言われる所以でもありますね。
一般的なカードの絞り方は、まずトランプの短辺を(数字の部分を隠して)少し開きます。その時、
そのため、Aや絵札の場合はすぐカードをめくって見せます。また、2もしくは3の場合はそのまま短辺をめくって確定させます。
マークが二列見えた場合は、長辺側を開きます。その時、
これを確定させて、また短辺側を今度は大きく開いて数字を確定させます。
なお、一度絞られたカードは大きく歪曲するので、基本的にカードは使い捨てとなります。
基本的には「プレイヤー」と「バンカー」のいずれかにベットするのがメインですが、他にもサイドベットの方法はさまざま存在します。今回は一例を紹介します。
賭け方 | 説明と倍率 |
---|---|
プレイヤー | 勝利すれば2倍の配当を獲得。引き分けは1倍。 |
バンカー | 勝利すれば1.95倍の配当を獲得。引き分けは1倍。 |
タイ | プレイヤーとバンカーで引き分けになった場合ベット成功。配当は基本9倍(カジノによって異なる)。 |
プレイヤーペア/バンカーペア | プレイヤー/バンカーの最初の2枚が同じ数字の場合ベット成功。配当は12倍。 |
パーフェクトペア | プレイヤー/バンカーの最初の2枚が同じ数字かつ同じマークの場合ベット成功。配当はどちらか成功すれば26倍、どちらも成功すれば201倍。 |
イーザーペア | プレイヤーもしくはバンカーの最初の2枚が同じ数字の場合ベット成功(どちらでもよい)。配当は6倍。 |
プレイヤーボーナス/バンカーボーナス | プレイヤー/バンカーがナチュラル8・9(2枚目までの合計が8or9であること)もしくは4点差以上を付けて勝利するとベット成功。配当は難易度に応じて1倍~31倍。 |
ちなみに、バンカーが勝利しても1.95倍の配当しか得られないのは、バンカーが若干勝利しやすくなっている仕様があるためです。「ノーコミッションバカラ」と呼ばれるバンカーが勝利すれば2倍の配当を得られるテーブルも存在しますが、大抵の場合6で勝利すると配当が1.5倍になるので、還元率はほぼ変わりません。
バカラにおける「罫線」とは、過去の数十ゲーム(新しいトランプが使われ始めてからのゲーム)の勝敗を一覧にした出目の表です。
エヴォリューションゲーミングのシステムで説明すると、上の表が今までの出目を一覧にした表になります。
「珠盤路」と呼ばれることが多いです。
Pはプレイヤーの勝利、Bがバンカーの勝利、Tはタイ(引き分け)です。
そしてこれがその詳細になっています。
一番大きい表が「大路」と呼ばれ、プレイヤー・バンカーが連続で勝利すれば下に〇が積み重なっていきます。
賭け額も高く、攻略できるなら最も利益の高いバカラは、何かと攻略法が噂されることが多いです。
特に多いのが罫線を用いた攻略法で、「大路」「小路」「大眼仔」「甲由路」と言った用語が登場します。
マカオを中心としたランドカジノで多く出回っており、日本でもこれを用いた「攻略法」が後を絶ちません。
しかし、当然ながら、こういった「攻略法」は、勝敗に全く影響しません。
なぜなら、トランプが全くのランダムの並び方をしている以上、過去のデータから未来を予測するのは不可能だからです。
もし攻略法がヒットするカジノがあるのであれば、そのカジノがトランプの操作をしている、つまり不正をしていることに他なりません。
攻略法があまりにもヒットしてしまうカジノは、むしろ信用出来ないということが分かります。
なので、罫線はあくまでも楽しみの一つとして考え、過信はしないようにするのが大事です。
プレイヤーが10連続勝利したとして、次にバンカーが勝利する確率はいつもと変わりません。
なお、資金管理については、一定程度の勝率アップが見込めます(自分がどのように勝ちたいか、どれほど勝ちたいかを決めることができるため)。
有名なベット法としてはマーチンゲール法・パーレー法・モンテカルロ法など様々。
グリ戦記ではベット法について解説を行っているので、そちらもご参照ください。
↓オンラインカジノとRPGが融合!↓
4.5/5.0 カジ旅(Casitabi)
初めてアカウント登録される方
入金不要ボーナス
【グリ戦記限定】無料チップ$40
バカラ(ネットエント)ベラジョンカジノ
ライブカジノではないテーブルゲームでバカラを楽しむならこちらの台がおススメです。
プレイヤー・バンカー・タイにしかベットできない分かりやすさが魅力で、初心者の方も安心です。
最低ベット額はなんと$0.1で、雰囲気を味わいたい方にうってつけの台になっています。
ちなみに、最大ベットは$500となっており、ハイローラーも遊べます。
↓このバカラが遊べるカジノはこちら↓
5.0/5.0 ベラジョンカジノ(Vera&John)
新規限定ボーナス特典
[初回入金ボーナス]最高$1,000
10日間無料プレイ含む
プレステージバカラ(プレイテック)カジノジャンボリー
プレイテック系列のカジノもライブカジノは健在。私のおススメは「プレステージバカラ」です。
最大賭け額は$500とあまり大き目ではありませんが、サイドベットが非常に豊富なことで有名ですね。
特筆すべきは「エガリテ」。フランス語で「タイ」という意味がありますが、引き分けでなおかつその引き分けの数字を引き当てれば勝利となるかなり低確率のベットになっています。
なお、最も高い倍率なのは「2」でタイとなった場合。その倍率はなんと221倍です。
↓このバカラが遊べるカジノはこちら↓
4.5/5.0 カジノジャンボリー(Jamboree)
新規、初回入金ボーナス特典
【グリ戦記限定】
ジパングカジノ口座に$100進呈
バカラスクイーズ(エヴォリューション)ラッキーニッキー
ライブカジノ専門企業・エヴォリューションゲーミングでは、バカラも数多くのテーブルが存在します。
VIPの方であれば、「サロンプリヴェ」と呼ばれる1人専用のテーブルもあり(残高に$6,000以上が必要)、満足して遊ぶことができるでしょう。
私のおススメは「バカラスクイーズ」と呼ばれる台で、ベット額が多かった方のカードを、ディーラーが自動的に絞ってくれます。慣れた手つきでスクイーズをしてくれるので、「一瞬の緊張感」を味わいたい方におススメです。なお、最低ベットは$1、ラッキーニッキーであれば最高ベットはなんと$10,000という破格の設定になっております。気軽に楽しみたい方も、大勝負したい方も是非!
↓このバカラが遊べるカジノはこちら↓
5.0/5.0 ラッキーニッキー(Luckyniki)
初めてアカウント登録される方
入金不要ボーナス
【グリ戦記限定】無料チップ$40
ベット方法 | 還元率(RTP) |
---|---|
プレイヤー | 98.76% |
バンカー(コミッションバカラの場合) | 98.94% |
タイ(配当9倍の場合) | 85.64% |
プレイヤーペア/バンカーペア | 86.64% |
パーフェクトペア | 91.95% |
イーザーペア | 86.29% |
💰 無料でもらえるボーナス情報
登録だけでもらえる!
勝てば換金OK!
🎰 紹介中のオンラインカジノ
🔰 初心者のための基礎知識