今更聞けない?スポーツも賭けの対象にするブックメーカーって何?
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ブックメーカーは欧米における”賭け屋”のことです。
スポーツの結果や政治、天気など、世の中に起こるあらゆる物事を賭けの対象にし、賭けの参加者を募ってギャンブルにしています。
日本では違法行為になるものの、国や地域によってブックメーカーを規制する法律が異なり、合法で運営されているブックメーカーが存在するのです。
競馬から始まりあらゆるものを賭けの対象に
ブックメーカーの歴史は競馬から始まったといわれていて、18世紀末にはイギリスの競馬で独自のオッズを付けて投票を募る、企業賭博が行われていました。
ブックメーカーの登場によってさまざまな規制も生まれたものの、1960年にはイギリス政府公認で、法律に基づいてブックメーカーを営むことが可能となりました。
日本ではダフ屋行為にあたるため一切が違法ですが、イギリスでは合法化する方向に進んだのです。
また、ブックメーカーは歴史を重ねるにつれ、賭けの対象を選挙の結果やスポーツなど、ありとあらゆるものを対象に広げていきました。
ブックメーカーは今でも国や地域で規制などの状況が異なり、イギリスでは合法、アメリカでは一部の州を除き禁止、シンガポールやカナダでは公営のもののみ許されるなど、法律上の扱いも違っているのです。
ネットの普及とともに世界中に広まった
ブックメーカーは運営者のいる国、地域の法律に従って運営されます。
一方で、ネットの普及によって海外向けにブックメーカーがサービスを提供できるようになり、一気に利用人口は増えました。
海外ブックメーカーに対する規制も国によって異なり、アクセス自体できないようにする、参加を違法とするなど対応も国によって異なる状態です。
法律の整備が追い付いていない国や、議論が十分にされていない国もある一方で、スポーツを対象とした賭けで高額当選者が出たことがニュースになるなど、様々な話題が提供されています。
スポーツベッドができるオンラインカジノも増加中
ブックメーカーは歴史が長く、専門の企業が存在するほどです。
オンラインカジノがブックメーカーと提携することや、新たに資格の取得などを行うことも増えていて、オンラインカジノとスポーツベットを共に遊べるケースも増えてきました。
海外プロリーグの試合がオンラインで配信されるなど、参加者にとってうれしいポイントは多く、賭け目当てではなく観戦目的でオンラインカジノで登録する人も現れています。
管理人 グリ将軍
記事の監修者
オンラインカジノ歴20年以上のベテランプレイヤー。『ハイローラーといえばグリ』と称され、数十万ドルを賭けるプレイで数々の伝説を生む。自己管理を重視する哲学を持ち、収支管理や精神コントロールの重要性を発信。現在はその経験を活かし、当サイトの編集者兼監修者を務める。