スロットマシン新台リリース事情
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ランドカジノや、日本のパチンコ屋さんのパチスロが新規でリリースされるためには、筐体とも呼ばれるマシン本体の生産が必要になります。
しかし、オンラインカジノで提供されているスロットマシンに筐体は必要ありません。
マシン本体を大量に生産する必要がないため、開発されてから新台としてリリースされるまでに時間を要することもなく、同時に生産コストも抑えることができるため多数の機種の開発、提供が可能になるのです。
ベラジョンカジノに登録スロットマシンの新台のリリースの多さの要因になるもの
オンラインカジノにおける新台のリリースが、非常に多いのにはいくつかの背景があります。
実際に開発されたスロットマシンのプログラムは、適正な還元率が守られているか、不正プログラムがないかなどの審査を第三者機関で受けることになりますから、数カ月の審査を受けることになり、審査を通過した後にリリースされます。
また、スロットマシンのゲームを提供するプロバイダーの企業数が非常に多い現実も、リリース数を多くする要因の一つになっています。
例えば、日本人のプレイヤーが多いことで知られているベラジョンカジノで採用されているスロットマシンを提供するプロバイダー数は40社以上にも上ります。
仮に、1社が新台スロットマシンを月に1機種の頻度でリリースしたと仮定しても、年間に38機種以上もの新台スロットマシーンがリリースされることになります。
現実にはそれよりも多くのスロットマシンが月間にリリースされるので、年間を通じて100機種以上のスロットマシンがリリースされていることになるのです。
スロットマシンの新台の傾向
スロットマシンの新台には、ある傾向があります。
その傾向は、スロットマシンの基本仕様の種類別に分かれる現実があります。
スロットマシンの基本仕様は、3段×5リール、4段×6リールなどのオーソドックススタイルのスロットマシン、落ちゲー系のスロットマシン、段数がスピン毎に変動するメガウエイ系のスロットマシンと大まかに分類ができます。
例えば、オーソドックススタイルのスロットマシンでは、既にリリースされている人気スロットマシンの図柄を変えた仕様のものが多く見られます。
見た目には大きく変化をしますが、中身は前作との変更点が大きく見られないのが特徴です。
次いで、落ちゲー系のスロットマシンでは、規定回数の消去回数で獲得できる特殊機能に新しい要素を盛り込んだスロットマシンのリリースが多く見られます。
そして、最後にメガウエイ系のスロットマシンにおいては変動するリールの最大段数での固定、特定図柄出現での低配当図柄の消去などの機能が付加されるなどのスロットマシンのリリースが多く見られます。
これだけに限らず、各分類のスロットマシン共に、新しさを積極的に取り入れている側面もあります。
基本的には、すでにリリースされ人気を博したビデオスロットをバージョンアップすることを目的とした新台スロットマシンが、全くの新しいスロットマシンのリリースよりも多い現実があります。
まとめ
オンラインカジノにおける、新台リリースのサイクルが早い要因を見ていくと、プロバイダー企業間での競争の激しさが見えてきます。
人気となるスロットマシンは、オンラインカジノの運営を支える大黒柱となります。ビジネスの側面から見たオンラインカジノは、プレイ数が多くなればなるほど利益が上がる仕組みです。
その為、人気のスロットマシンは利益を生む大きな要因となります。
同時にプロバイダー企業にとっては、以降の自社のスロットマシンを好条件で提供できる要因になります。
このような企業間の激しい競争が、スロットマシンの新台開発のサイクルを短くしている現実が浮き彫りになります。
筐体を製造しないで済むオンラインカジノは、プログラムの開発、図柄などの見栄えの向上といった側面に力を注ぐことが可能です。
同時に、製造コストを抑えることが可能です。
それ故に、ランドカジノのスロットマシンとの比較においてオンラインカジノのスロットマシンは、高い還元率を維持できているのもまた事実です。
このような背景から、今後もオンラインカジノのスロットマシンの新台リリースは、毎週、毎月の複数機種で行われるはずです。
管理人 グリ将軍
記事の監修者
オンラインカジノ歴20年以上のベテランプレイヤー。『ハイローラーといえばグリ』と称され、数十万ドルを賭けるプレイで数々の伝説を生む。自己管理を重視する哲学を持ち、収支管理や精神コントロールの重要性を発信。現在はその経験を活かし、当サイトの編集者兼監修者を務める。