バカラの3枚目が配られる条件と還元率・控除率の影響はどれくらい?
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バカラには3枚目のカードが配られる条件があり、プレイヤーとバンカーでは条件が異なっています。
この条件が還元率・控除率に影響を与えているため、効率的にチップを稼ぐ方法にも違いが出てきます。
ほんのわずかな確率の差ではあるものの、ゲーム数を重ねるほど影響が出やすくなるのです。
3枚目が配られる条件はプレイヤーとバンカーで異なる
バカラは配られたカードを合計し、下1桁の数字の比較するゲームです。
プレイヤーとバンカーのどちらが勝つか、引き分けかを予測し、的中させれば配当を貰えます。
ただし、カードが2枚配られても下一桁が0や、極端に低い数字になる可能性も存在するため、プレイヤーとバンカー共に3枚目が配られる条件が設定されています。
カードが2枚配られた時点で、合計の下1桁が最強の9か、8である場合はナチュラルとなり、どちらかがナチュラルを達成していれば3枚目は配られないのがポイントです。
バンカー側のカードを合計し、1桁目が6以下の場合、プレイヤーの合計の1桁目が5以下の場合は条件付きで3枚目が配られます。
勝負が平等に、面白く、予測がつきにくいものにするために、どちらがどの数字で3枚目を引くかが決められているのです。
還元率や控除率だけを見るならバンカーが有利
バカラはトランプを使って勝負する関係で、3枚目が配られる確率も含め、勝率とそれに伴って起こる配当を数学的に割り出すことが可能です。
ルールの時点でバンカーとプレイヤーのどちらに賭けた方が勝率が高いか、還元率が高いかを数字化することができます。
一般的なランドカジノ、オンラインカジノでバカラを遊んだ場合、プレイヤーに賭けたときの還元率は98.76%となります。
控除率は1.24%で、還元率が高いスロットでも98%前後、平均で考えればもっと下がるため、かなり効率が良いと言える数字です。
バンカーに賭けた場合の還元率はプレイヤーに賭けた場合よりもわずかに高い98.95%で、控除率は1.05%となります。
実際に賭ける場合は誤差レベルに抑えられていて、3枚目が配られる条件が数学的に決められていることを理解できます。
プレイヤーが厳密に覚える必要性は薄い
バカラで3枚目のカードが配られる条件は厳密に決められていますが、プレイヤーが把握する必要は薄くなっています。
これは互角の勝負になるようにルール上の取り決めがあり、数学の上でもほぼ互角の勝負になることがわかっているからです。
細かいルールを覚えなくても、高い還元率、控除率を目指せるのがバカラの魅力です。
一方で、より楽しみたい、深く知りたいという人はが配られる条件を勉強するのも選択肢の一つと言え、決着がつくまでギリギリのスリルを味わえるようになっています。
記事の監修者